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「メンタリストDaigo」第二の脳を操り、性格までも変える腸科学とは
「メンタリストDaigo」第二の脳を操り、性格までも変える腸科学とは
「腸はなぜ第二の脳と呼ばれるのか。」
腸には、複雑な神経細胞からなる神経ネットワークがあると言われている。生物は、元々腸しかない時代があった。脳は、腸と似た形をもっていて、腸が進化した形が脳なのではないかと言われている。原始的な生物には脳がない、脳が無くてどうやって考えているか、腸が考えて行動している。
人間は、腸と脳の両方が物を考えていると言われている。なぜかというと腸で作られた神経伝達物質が脳に運ばれて使われたりしているから。メンタルを保つために重要なセロトニンというホルモンがある。セロトニンには、喜びを感じさせてくれたり、メンタルを安定させてくれる作用がある。ホルモンは腸内細菌がどれくらい分泌するかを決めている。腸内細菌のバランスや勢力図によって体でどんなホルモンが作られるか決まってしまう。作られるホルモンによって、脳や感情などが動いている。その為、腸の方が、第一の脳なのではないかという話がある。
「腸が持つ衝撃的な能力」
マクロバイオ―タ:腸内細菌群
マイクロバイオーム:人の遺伝子を補う腸内細菌の遺伝子群
なぜスゴイのか。人間の遺伝子は、腸内細菌により調整されている。腸内細菌が持っている遺伝子は、ヒトは持っていない。親から遺伝子と共に、マイクロバイオ―タを受け継いでいる。・複雑な遺伝子のコピーは、バグが多くなる為に。腸内細菌が持っている遺伝子を人間は持たないようにしてきた。そのマイクロバイオームは、ヒトの遺伝子のおよそ100倍もある。と言う事は、人間が生きる為に必要な遺伝子の99%は腸内細菌が持っていて、人間は1%しかもっていないという事になる。
アレルギーや現代病と言われる様々な疾患の一つ原因は。マイクロバイオームを人は、抗生物質で殺してしまっている事から来ている。抗生物質は、悪玉菌だけでなく、有用な菌まで殺してしまうので。
「多様性に富んだマイクロバイオ―タを作る食べ物」
どんな物を食べれば、有用菌であるプロバイオティクスを摂る事ができるのか。多様性に富んだマイクロバイオ―タを作ると、悪玉菌が入ってくる余地がなくなる。日本食や地中海料理は、推奨される。なぜか、発酵食品の種類が豊富だからプラスして食物繊維を取った方が良い。
腸内細菌と免疫細胞のバランスが取れていると健康な体を保てる。オリゴ糖や食物繊維は、腸内細菌の餌になる。腸内細菌の餌は、腸の粘膜層を食べるか入って来た食物繊維を食べるかのどちらか。食物繊維を食べないと腸内細菌は、腸壁を食べるので、腸壁が薄くなり、腸壁が薄くなった状態で、悪玉菌が入ってくるとすぐに感染してしまう。腸内細菌に餌をあげる事がいかに大切か。腸内細菌は、ヒトと共生している。