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【マンガ動画】眠れなくなるほど面白い糖質の話

【マンガ動画】眠れなくなるほど面白い糖質の話

今日は糖質の話をしようと思う。いきなりだがみんな甘いものは好きか?

はい!大好きです。
そうだろうな。
ジュースにポテトチップス、チョコレート、パスタ、ケーキにクッキー、ラーメン、ピザ、お米、うどん、パン。これらの糖質が嫌いという人はほとんどいないだろう。

「眠れなくなるほど面白い糖質の話のまとめ」
① 太るのは糖質の摂りすぎ、それ以外の理由はない。
② フルーツでも太る。
③ 糖質はほんの少しだけでいい
④ 糖質には中毒性がある。
⑤ 糖質を食べた後は血糖値が乱高下するから眠く、だるくなりやすい。
⑥ 糖質を取りすぎると早死にする。
⑦ 特に白い炭水化物に気をつけろ
⑧ 少し糖質を食べるくらいならOK!

① 太るのは糖質の摂りすぎ、それ以外の理由はない。

パンやお米などの糖質を食べると私たちの体の中で糖質はブドウ糖になる、そしてブドウ糖と酸素を反応させてエネルギーを作り出している。

糖質をたくさん摂るとエネルギーとして使われなかったブドウ糖が余ってしまう。そうするとブドウ糖はグリコーゲンというエネルギーの塊に変えられて筋肉や肝臓に保管されていく。もし筋肉や肝臓に保管できないほどブドウ糖が余ってしまうと、次は脂肪として体内に溜め込もうとする。これが糖質で太るメカニズムだな。

②フルーツでも太る。

だからフルーツでもちゃんと太る、フルーツジュースなんてたくさんのフルーツを絞ってあるわけだから糖質はたっぷりだしもちろんすごく太りやすい。ライザップなどの食事制限でも果物は全て禁止されている。

だから、もし痩せたいなら運動するよりも糖質を減らすべきだ。太る原因は炭水化物を食べすぎているから、それ以外はない。

③糖質はほんの少しだけでいい、

糖質をカットすると餓死するんじゃないかと思う人もいるかもしれないがそうでもない。糖質をカットした場合、体内のブドウ糖が不足しいつか使うために取っておいた、グリコーゲンというエネルギーの塊をブドウ糖に戻してエネルギーとして使い始める。それを使い終えると次は脂肪を燃やしてエネルギーとして使い始める。お腹周りについた脂肪をエネルギーに変え始めるわけだ。

だから当然糖質をカットすると痩せていく、糖質制限をすると痩せるのは、口から入ってきた糖質ではなく脂肪をエネルギーに変えていくからだ。

だがあまりにも極端に糖質制限をしすぎると、脂肪がなくなりすぎて疲れやすくなったり寒く感じたりすることもあるかもしれない。

だから完全に糖質を制限しすぎるのもあまり良くないし、もし糖質をカットするならその分タンパク質や脂質をしっかり取らないとエネルギー不足になる。

とはいえお茶碗いっぱいの白米は糖質の摂り過ぎだけどな。

そもそも私たちの先祖は、狩猟採集生活を12,000年という長きにわたって続けてきた。今よりずっと厳しい環境で暮らしてきたんだ。

自然界に、お米やパン、ケーキなんてないだろう?

実際縄文時代は、魚や肉、山菜、海藻、木の実なんかを食べて暮らしていたんだ、木の実から得られる糖質なんてほんの少しだ。だから糖質は少しでいい、そのかわりにお肉やお魚などの脂質をしっかりと摂っていれば何の問題もない。

でも、糖質を取らないことで、頭の働きが悪くなったりとかしないんですか?

ない。むしろ糖質を摂りすぎる方が頭の働きが悪くなる可能性が高いだろう。ほら給食やお弁当を食べた後の授業は眠気で集中できないことが多いだろう?確かに!!

④糖質は中毒性がある。

糖質には中毒性があるまるでドラッグのようにな。これが、糖質をエネルギー源にするのがやっかいな理由だ。オレンジジュース、ポテトチップス、チョコレート、パスタ、ケーキにクッキー、ラーメン、ピザ、お米、うどん、パン。これらのたべものを我慢できるか?

無理です・・全部大好物です!!そう、君たちが好きな食べ物・・いや中毒になっている食べ物はほとんどが糖質だ。

先生、どうして我々がこんなに糖質が好きなのでしょうか?

それは、ハイになれるからだ。

糖質をとって血糖値が上昇すると脳からドーパミンやセロトニンが放出されて幸せな気分になる、だからお腹が空いていなくても甘いものを食べたくなってしまう。脳が気持ちよくなるからだ。

⑤糖質を食べた後は血糖値が乱高下するから眠く、だるくなりやすい。

 だが、糖質を食べて幸せになれるのはほんの一瞬だけで、急上昇した血糖値が一気に下がることで強い眠気やイライラなどの不快感に襲われる。

たしかに、糖質は脳を働かせるエネルギー源になる。しかし糖質は血糖値を乱高下させるから食べたあとにだるさや眠気がやってくる

つまり最高の気分になった後に反動で最悪な気分になる、だから糖質は軽い薬物なんだよ中毒性が強すぎる。

実際に、科学情報誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された論文で糖質はコカインと同じレベルの依存性があると言われている。

⑥糖質を取り過ぎると早死にする。

2017年に医学雑誌「ランセット」が炭水化物の摂り過ぎによるリスクを発表した。この研究では世界18カ国の合計135,000人を対象に、10年間をかけて食生活と生活習慣病の関係を調べたんだ。

その結果、脂質やタンパク質をたくさんとっている人達は脂肪率が低く、炭水化物をたくさんとっている人は脂肪率が高かった。つまりだ、長く健康に生きるためには「脂質」と「タンパク質」をしっかり取って「炭水化物」を減らすほうがいいわけだ。

その他にも36年間にわたって日本各地の長寿者を訪ね歩き調査した近藤正二先生は、著書の中で「ご飯をたくさん食べている人ほど短命である」と言っている。

そして、糖尿病の患者数も日本だけでなく世界中で年々増加してきている。にもかかわらず今も甘いものを求めて人々は列を作っているわけだ。

あの・・フルーツジュースもダメなんですよね。
ダメだな。果汁100%のフルーツジュースが原因で糖尿病のリスクが高まることも分かっている。

⑦白い炭水化物に気をつけろ。

炭水化物の食べすぎはよくないが、少し食べるくらいならもちろんいい。血糖値をあげすぎない範囲ならな。
むしろ運動をするなら食べた方がいいだろう。そこでまだ、マシな炭水化物いわゆる糖質を説明していこう。

危険なのは白い炭水化物だ。例えば、白米とか食パン、うどん、白佐藤などの白い食べ物は血糖値を上げやすい。

玄米みたいに黒っぽい食べ物はビタミンやミネラル、食物繊維がたくさん含まれているから、もし糖質を食べるのならこういった食べ物から取るべきだな。

ただ、あくまでもお米よりもお肉や魚をがっつり食べた方がいい。

最近だと糖質ゼロで人工甘味料を使ったものもあるじゃないですか。あれはどうなんですか?

人工甘味料も血糖値が上がるからよくないな、それに人工甘味料を取ることで腸内細菌が悪くなるというデータもある。

精米されたお米に人工甘味料、ソーセージやハム、パン、人工的な食べ物を全て体に悪い。特に、ソーセージやハムの発がん性や凄まじいぞ。

⑧少し糖質を食べるくらいならOK!

誤解してほしくないが、血糖値を上げすぎない範囲で糖質をほんの少し食べるくらいなら問題ないし、むしろ運動する人はたくさん摂らないと疲れやすくなるだろう。